ブロンズ製ルームキーホルダー

宮崎県青島にあります子宝・安産の宿「地蔵庵」様より、重厚感のあるルームキーホルダーが作れないかというご相談がありまして、完全オリジナルの世界に6本しかないブロンズ製のルームキーホルダーを製作いたしました。

 

地蔵庵様は、お地蔵さんがお出迎えしてくれて、温泉にも特徴があり日常を忘れさせてくれるこだわりのお宿です。

今回は地蔵庵様から製作工程を紹介しても良いとのことで、ご紹介させて頂きます。

まず鋳造にて円柱を製造します。

鋳造したままでは、黒皮の状態ですので、一皮むくために旋盤加工を行います。

写真でもわかりますように、一皮むくと光り輝く金属が現れます。


旋盤加工を終了後、マシニングセンタでの加工を行うためバイスで品物を挟みます。

 


文字の彫り込みを行うための面を作成するため、

エンドミル加工にて、平面を作成いたします。


前の工程で作成した平面に極細のエンドミルで、文字を彫っていきます。


紐を通すための穴を開けます。


形状が完成いたしました。

このままでもかっこよく、今後時間をかけてブロンズの色の変化を楽しむのもありなのですが、今回はアンティーク調に加工を施します。


アンティーク加工を施すため、黒染め加工を行います。

特殊な薬品に漬け込むことで、反応が起こり青黒く錆が付きます。 10円玉も最初はピカピカだけど酸化することで茶色くなっています。

錆が定着するまで放置し、定着後はひたすらごしごしと磨きます。


磨きをかけることで、金属の光沢部分と黒く染まった部分のコントラストが出てきます。

最後に蜜蝋を塗ってコーティングをして完成です。

 

作った本人が言うのもなんですが、ブロンズの重厚感が非常に渋いめちゃくちゃかっこいい製品が完成いたしました。

お宿にあうキーホルダーが出来たんではないでしょうか。

 

キーホルダー1つにも地蔵庵様のご主人のこだわりが詰まっており、お宿全体が日常を忘れさせてくれるこだわりのお宿でおすすめできます。

皆様も機会がございましたらぜひ一度ご宿泊下さい。